学資保険は元本割れでも解約できた。それなのに塩漬け株は売れない

子どもが生まれたら学資保険が当たり前だと思っていました。元本割れでも解約できたのに、含み損の個別株はいまも売れない理由を書きます。

この記事の目次
  1. 上の子の教育費として、二つ入っていた
  2. 投資を勉強して、見え方が変わった
  3. 元本割れでも、学資保険は解約できた
  4. なのに、塩漬け株は売れない
  5. 下の子には入らなかった

子どもが生まれたら、学資保険に入るものだと思っていました。当時の私も妻も、学資保険に入るかどうかから考えたというより、子どもが生まれたので学資に入る、という感覚でした。

目的はたぶん大学費用です。保険料は高いなと思いましたが、当時の私には利率のいい貯金みたいに見えていました。少しでも増えるなら多めに入れとけ、くらいの感じです。

今になって不思議なのは、元本割れしていた学資保険は解約できたのに、含み損の個別株はいまだに売れないことです。

上の子の教育費として、二つ入っていた

最初に入ったのは、上の子が0歳のときの日本生命の学資保険です。その後、上の子が2歳のときにこども共済の学資型にも加入しました。どちらも上の子の教育費を意識して契約したものでした。

こども共済は主契約700万円で、契約日は2019年1月25日、年間保険料は646,471円でした。今振り返ると高いなと思いますが、当時は家計にも比較的余裕がありました。教育費として貯めるなら、少しでも増える方へ多めに入れておけばいいと思っていました。

日本生命の学資保険は、総払込保険料が2,528,656円で、予定受取額は300万円です。返戻率としては約118.6%になります。当時は、払った額より増えて戻るなら得だと思っていました。まさに数字のマジック!です。

投資を勉強して、見え方が変わった

投資について勉強するようになってから、長くお金が拘束されることや、自分が感じた利回りの低さ、コストの大きさが気になるようになりました。利回りや手数料のことを知ったときは、びっくりしたし、愕然としました。

保険全体への見方が変わった経緯は、保険を見直しに行ったら逆に保険が増えた話にも書いています。

今の自分から見ると、自分が入っていた学資保険はインデックス投資の下位互換のように感じます。学資保険がそういうものだと言いたいのではなく、自分の目的に対してはそう見えるようになった、という話です。

こども共済は契約して2年目くらいで解約しました。払った金額より少しだけ減った記憶がありますが、解約金はジュニアNISAへ回しました。

日本生命の学資保険は、私が解約したいと思ってからもすぐには解約できませんでした。妻は途中で教育費を動かすことに反対していて、夫婦で同じ感覚ではなかったからです。それでも2026年4月に解約し、解約返戻金は2,599,272円でした。払込額より少しだけ増えていましたが、夫側のNISAへ少しずつ回しています。全額を一度に移したわけではありません。

元本割れでも、学資保険は解約できた

解約について若干は迷いました。ただ、満期まで待つ方が自分には機会損失に見えたので、それほど長くは迷いませんでした。

今の自分の感覚では、学資は入った瞬間に損が確定していたので解約できました。加入した瞬間に必ず損をする商品だったという意味ではなく、自分の中では、このまま持ち続けても取り返すものではないと思えたからです。

教育費として必要になる時期に投資資産が下がっていることはあり得ます。投資とは別に現金預金もあるので、それがクッションになって何とかなるかな、という感覚です。教育費全体については、子ども2人の教育費について考えた記事に書いています。

なのに、塩漬け株は売れない

個別株には、まだ取り戻せる可能性がわずかにある、と考えてしまいます。そのことは塩漬け株を売れない話にも書きました。

学資保険には、このまま持っていても損を取り返すという感覚がありませんでした。個別株には、まだ上がるかもしれない、が残っています。自分でも何が違うんだと思います。

下の子には入らなかった

上の子の教育資金としてすでに多めに準備していたので、必要なら上の子の分から回せばいいか、くらいの感覚もありました。

今の知識のまま子どもが生まれた頃に戻れるなら、私は最初から学資保険には入りません。NISAでインデックス投資を選ぶと思います。学資も大枠では投資だから、シンプルに自分で投資した方がよかったなと思っています。

……と言いながら、含み損の個別株はいまだに売れていません。こっちは、まだ戻るかもしれないと思ってしまうんですよね。

この記事は、わが家の教育資金と保険の見直しについての個人的な記録です。特定の保険商品の解約や投資を勧めるものではありません。