太陽光発電に120万円。今なら付けない|売電は年平均11.8万円だった

2019年の新築時、4.68kWの太陽光発電を総額120万円で付けました。確認できた2022〜2025年の売電収入は年平均11万7,522円で、故障も雨漏りもありません。それでも、もう一度選べるなら付けない理由と、今120万円を使うならどうするかを書きます。

この記事の目次
  1. 売電は、思っていたより悪くなかった
  2. 10年続いても、売電だけなら約117.5万円
  3. 故障も雨漏りもない。お金以外で気になること
  4. 私にとって太陽光は、120万円の設備投資だった
  5. 大失敗ではない。それでも、もう一度なら付けない

2019年に家を建てたとき、わが家は太陽光発電を付けました。

容量は4.68kW。見積書を確認すると、設置工事まで含めて総額120万円でした。蓄電池はありません。

付けた理由は、周りにも付けている家が多かったのと、

「まぁ、付けた方が得なんじゃない?」

と思ったから。

そのくらいです。

何年で元が取れるのかも、計算していませんでした。

120万円ですよ。

今考えると、なんとなくで決める金額じゃないよな(笑)

あれから7年ほど。

売電収入はちゃんと入っていて、故障も雨漏りもありません。

それでも、2019年に戻ってもう一度選べるなら、私は太陽光を付けません。

売電は、思っていたより悪くなかった

Money Forwardで確認できた売電の入金は、こうでした。

年 売電収入
2022年 122,352円
2023年 121,776円
2024年 107,952円
2025年 118,008円
4年間の平均 117,522円

4年間の合計は470,088円です。

2019〜2021年の分は、確認できる記録が残っていませんでした。

私はずっと、

「売電、思ったより少ないなぁ」

と思っていました。

でも並べてみると、確認できた4年間は毎年10万円を超えています。

自分の中ではもっと「全然売れてない」という感覚だったので、ここは少し意外でした。

10年続いても、売電だけなら約117.5万円

この平均が10年続いたとすると、

117,522円 × 10年 = 1,175,220円

売電だけで、120万円がほぼ戻ってくる計算です。

ただ、この10年は、固定価格で買い取ってもらえる期間そのものでもあります。

住宅用の太陽光発電(10kW未満)は、資源エネルギー庁の案内で確認できるとおり、固定価格での買取期間が10年間です。

10年後も同じ条件で売電できるわけではありません。

それに、売電だけでは損得は決まりません。

私はなんとなく、発電した分を全部売っている気がしていました。

でも、わが家のような10kW未満の住宅用太陽光は、家で使った残りの電気を売る仕組みです。

わが家がどれくらい自家消費しているのかは、確認できていません。

なので、

「120万円払って、結局いくら得したのか」

までは出せません。

太陽光ありのわが家の電気代は、4人家族・オール電化の電気代を4年分公開。太陽光ありで年13万〜18万円で集計しています。

この先、パワコンの交換や修理でお金がかかる可能性もあります。

ここは何ともわからん。

故障も雨漏りもない。お金以外で気になること

2019年に付けてから、太陽光の故障や修理でお金を払ったことは一度もありません。

雨漏りもありません。

将来の撤去費用やパワコン交換は気になりますが、今のところ実際にかかった費用はゼロです。

お金以外で気になっているのは、まず見た目です。

これは完全に私の好みですが、今ならパネルが載っていない屋根の方が好きです。

何も載っていない方がスッキリして見える。

それから、パネルが載っている側の部屋は暑く感じています。

ただ、それがパネルのせいなのかは分かりません。

停電のときのことも書いておきます。

2019年の台風15号で千葉県が大規模に停電したとき、太陽光発電協会(JPEA)の調査では、蓄電池のない住宅用太陽光486件のうち388件、79.8%が自立運転機能を利用していました。

この数字は、JPEA「災害時における太陽光発電の自立運転についての実態調査結果(台風15号)」で確認できます。

停電のときに使える場合があるのは、メリットだと思います。

ただ、私は災害対策のために付けたわけではありません。

蓄電池も付けていません。

私にとって太陽光は、120万円の設備投資だった

太陽光というと、

「電気代が安くなる」

「売電収入が入る」

という話になります。

でも私の中では、どちらも先に払った120万円へのリターンです。

家計の中で考えると、私にとって太陽光は設備投資でした。

実は2019年の時点で、私はもうNISAを始めていました。

それなのに、太陽光に120万円を使うのと、その120万円を投資に回すのとを比べる発想はありませんでした。

NISAを始めて8年。個別株も原油も買って、今はS&P500とオルカン中心ですに書いたように、2019年当時から投資はしていました。

今120万円を使うなら、私はNISAの成長投資枠に入れて、インデックス投資に回します。

インデックス投資が必ず増えるわけではありません。

太陽光とは、リスクも性質も違います。

それでも今の私には、120万円を先に設備に換えて長い時間をかけて回収していくより、その120万円を長く運用する方が合っています。

大失敗ではない。それでも、もう一度なら付けない

太陽光を付けて後悔しているかと聞かれると、大失敗したとは思っていません。

売電はできているし、故障もしていません。

それでも、2019年に戻ってもう一度選べるなら、私は付けません。

7年たって一番強く思うのは、最初に書いたとおりです。

120万円は、

「周りも付けてるし、なんとなく得そう」

で決める金額じゃなかった。


この記事は、わが家の太陽光発電と投資についての個人的な記録です。太陽光発電の設置や、特定の投資方法を勧めるものではありません。