認知症の父が骨折して要介護4に。自宅に戻れず特養へ入るまで

2024年、認知症の父が自宅で転倒して腰を骨折し、そのまま入院しました。初めて受けた介護認定は要介護4。自宅には戻れず、母と私で特養を探し、短期のステイから長期入所へ。月12〜13万円ほどの費用や、当時の私の負担まで書きます。

この記事の目次
  1. 家の中で転倒して、そのまま入院した
  2. 初めての介護認定は、要介護4だった
  3. 自宅へは戻れず、特養への問い合わせは1件だけだった
  4. 月12〜13万円ほど。父の年金と貯金で払っている
  5. 書類、病院、役場。いろいろ重なってかなりしんどかった
  6. 今は、施設に入ってくれてよかったと思っている

父が認知症だとはっきり分かったきっかけは、2022年12月に車で出かけたまま帰ってこなくなったことでした。

その後、免許はほぼ無理やり返納してもらい、車も売りました。

父が車で出かけたまま帰ってこなくなったときのことは、こちらの記事に書いています。

父が車で出かけたまま帰ってこなかった。警察の捜索と免許返納まで

それからしばらくして、2024年。

今度は父が入院することになりました。

そこから父は初めて介護認定を受け、自宅には戻らず、特別養護老人ホームへ入ることになります。

家の中で転倒して、そのまま入院した

私はその場にはいませんでした。

父は家の中で転倒し、母が見つけて救急車で病院へ。

腰の骨を骨折していて、そのまま入院することになりました。

腰のどの部分を、どう骨折したのか。

そこまでは、今となっては詳しく覚えていません。

ただ、この入院をきっかけに、それまでとは状況が大きく変わりました。

初めての介護認定は、要介護4だった

父はそれまで、認知症と診断されて病院には通っていましたが、要支援や要介護の認定は受けていませんでした。

入院中に認定の方が病院へ来て、そこで介護認定を受けました。

誰から「認定を受けましょう」と言われたのかは、もうはっきり覚えていません。

たぶん病院だったと思います。

そして結果は、

要介護4。

私は、もう少し低い要介護だと思っていました。

自宅へは戻れず、特養への問い合わせは1件だけだった

このとき父は歩けない状態でした。

そして実家はバリアフリーではありません。

父を自宅へ戻したとしても、生活するのは難しい。

それ以上に、母が父を介護するのも無理でした。

母自身も要支援2で、腰を悪くしていました。

歩くこと自体がつらい状態です。

父は歩けない。

母も腰が悪く、歩くのがつらい。

この状態で、母が自宅で父を介護するという選択肢は、少なくともわが家ではありませんでした。

そこで、母と私で特養を探すことになりました。

特養を探した……と言っても、何施設も比較したわけではありません。

問い合わせたのは1件だけです。

少し待ちましたが、わりと早く入ることができました。

待っている間は、父はそのまま入院していました。

最初はいったん短期のステイという形で入って、その後、長期の入所に変わりました。

特養探しというと、何十件も電話したり、長期間空きを待ったりするイメージもあるかもしれません。

でも、わが家の場合はそうではありませんでした。

これはたまたまタイミングがよかったのかもしれません。

そのあたりは何ともわかりません。

月12〜13万円ほど。父の年金と貯金で払っている

現在、父の施設にかかっている費用は、総額でだいたい月12〜13万円ほどです。

それとは別に、散髪代などに使うお金として5,000円ほど預けています。

なくなったら、また補充する形です。

幸い、父は自分の年金と貯金があります。

今のところ、施設費はそこから賄えています。

この点はかなり大きいと思っています。

父のお金について私が管理する部分が増えたことで、エンディングノートについて考えるようにもなりました。

父に聞けなくなって気づいた。家族がお金にたどり着くためのエンディングノートを作りたい

書類、病院、役場。いろいろ重なってかなりしんどかった

ただ、お金の問題とは別に、この頃は私自身の時間もかなり取られていました。

介護認定に必要な書類を集める。

ケアマネさんとやり取りする。

病院へ行く。

役場ともやり取りする。

それまで続いていた母の買い物もあります。

その一方で、私には私の生活があります。

平日は仕事。

子どももまだ小さく、送り迎えもある。

妻には夜勤もありました。

もともと余裕がある生活ではないところへ、父のことが一気に増えました。

かなりしんどかったです。

そして、ほぼ同じ時期に多発性円形脱毛になり、髪が半分ほど抜けました。

介護との因果関係があるのかは分かりません。

ただ、時期としてはほぼ同じでした。

今は、施設に入ってくれてよかったと思っている

今振り返ると、私は父が施設に入ってくれてよかったと思っています。

現在は父の腰の状態も良くなっています。

認知症は続いていますが、母もときどき面会へ行っています。

この前、母が面会へ行ったときには、父がテレビを欲しがっていたそうです。

それを聞いて、32インチくらいのテレビをネットで買いました。

今度、施設へ持っていきます。

特養に入れることが正解なのか。

自宅で介護する方がいいのか。

他の家庭のことは分かりません。

でも、わが家では入ってくれてよかった。

今はそう思っています。